荒れくれ漁師を束ねる力
どうもこんばんはゼットンです!
これ前の会社の先輩からおススメして頂いて読みました。
山口県萩市にある、漁師さんと坪内知佳さんの漁業業界の近代化を目指していくお話です。
私も知らなかったのですが、
漁業業界は昔は大量に魚が取れて一日で数億円から数千万円の収入を得るぐらいの職業だったとのこと。
ここ、数年漁獲量が減り、それと同時に漁師さん達の収入が不安定になり続けていた時に坪内知佳さんと出会い萩大島船団丸が少しづつ変わっていくお話です。
すごく個人的に面白かったのは、漁師は魚を捕って市場に渡したら終わり。翌日にそのお金を市場もしくは仲卸業者からもらう。その仲卸から、お店やその下の卸に渡る仕組みだ。
だからこそ、値段が市場や卸の言い値になってしまい、利益がそこまで多く取れない。その代わりに、管理、発送などはしなくてよいという流れになっていた。
そこに目をつけて、今までの常識を改革することお話だった。
正直、感銘を受けた。
改革というとカッコイイが本当に泥臭く、現場の現状を身をもって感じ分析し続けて、改善した結果とも言える。
旧態依然でいままでの(ふつう)が良いと感じていた漁師さんや市場の人、仲卸業者の方々にビジョンと何故改革をしていきたいかをあの手のこの手てやっていく、決して諦めず必ず糸口をみつけていく胆力。
女性も男性も関係ないと感じさせてくれました。
失敗はなく、目的と目標をしっかり見据え走っている過程につまづいたり、ケガをしたりしているだけのこと、問題が起こることはしっかりと走れている証拠だと、たかが目標に向かうためのプロセスに過ぎないと、前向きにかつ、考え方をシフトしてくれる内容でした。
感じ方はそれぞれですが、生きるため、行動してし続けていくためのヒントが隠されています。
是非オススメです!
おやすみー